小学校生活
Q8.どうしておもちゃは『動くおもちゃ』でなければならないのでしょうか。
● このページは,画面の幅が1024px以上の,パソコン・タブレット等のデバイスに最適化して作成しています。スマートフォン等ではご覧いただきにくい場合がありますので,あらかじめご了承ください。
Answer
『動くおもちゃ』は子どもたちの試行錯誤する思考を育てる大切な学習材
2年生「作って ためして」では,動くおもちゃ作りをします。この2年生の動くおもちゃ作りは,1年生・3年生の学習とのつながりがあります。1年生の季節単元でおもちゃ作りをした時は,動くおもちゃではないことが多いです。「1年生の時よりもパワーアップさせよう。」と声掛けをすると,意欲を高めることができます。また,磁石を使ったおもちゃ作りの経験などは3年生以降の理科の学習につながっていきます。
また,おもちゃ作りを進めていくと,子どもたちは「おもちゃが動かない」という壁にぶつかります。この時,子どもたちはさまざまな思考がはたらきます。素材の動きを生かすためにはどうしたらよいか,動かすために材料の工夫をすることができないか...このように試行錯誤して作ることができ,まさに「作ってためして」の単元名通りです。作りながら「もっと〇〇したい」という思いが出てきて,活動を深めることができます。
このように,2年生として動くおもちゃ作りをすることは意味があることなのです。