Q15.どんな時にどの表現方法で発表・表現させたらよいかがわかりません。
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Answer
児童が気付いた時、変化を捉えた時がチャンスです。
生活科は、何曜日の何時間目だから...それまで待たなくては...ではなく、「いつでも」よいのです。例えば、朝「先生、ぼくの○○が、こうなったよ。」と、報告に来ることがありますね。その時すかさず「朝の会で報告してみませんか。」と投げかけると、得意な面持ちで朝の会で発表することができます。それを継続していくと、朝の会や帰りの会で、位置付くこともあります。また、時間がとれない場合や、言葉だけでは消えてしまうもったいなさを解消するために、自由に掲示できる「○○コーナー」を設けるのもよいと思います。こんなコーナーがほしいと児童の中から出てくると最高ですね。また、気付きの度に、毎回B5やA4版の観察記録用紙やワークシートを書くことで、負担が大きくならない工夫も必要です。用紙の大きさを選択できるようにしたり、すぐ書けるように手に取れる場所に準備したりしておくこともよいですね。カードが増えていくことを楽しんだり、カードのまとめ方を児童に工夫させると、3年生からの総合的な学習の時間につながります。またICTを活用するのもよいですね。
それぞれの活動をどのようにまとめていくか、ゴールに向かう時には、やはり先生の後押しも必要ですね。教科書を参照できますが、先生の引き出しも多い方がよいと思います。対象への手紙や紙芝居、ペープサートや劇、歌を作る、図鑑を作る、新聞作り、プレゼンテーションなど、どのような表現活動にするのかをスタート時にも計画しておくとよいでしょう。