小学校生活
Q16.観察日記の指導のコツはなんですか。
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Answer
他教科との関連を意識してみましょう!
生活科は、単独で存在していると考えずに、生活科を軸に、他教科も存在しているくらいの考えをもってみてください。全ての教科や学校生活は、つながっているのです。
2年生では、国語の教科書に「かんさつ名人になろう」などの単元が設定されている場合があります。丁寧に観察するとは、どうすることなのか具体的に考えさせるとよいでしょう。
・大きさ ・色 ・長さや高さ ・数 ・形 ・重さ ・におい ・さわり心地 ・いろいろな方向から見る...などが出てきたら、いつでも見て確認できるようにしておきましょう。
また、国語科で出てくる表現も引用しましょう。「~みたいだ」「~のようだ」を使ったり、「○○くらいの大きさ」「反り返ってきた」など、様子がわかる表現を使ったり、たくさんの表現方法を身につけさせていきましょう。日頃から「5W1H 」を意識させておくと、観察でもその中の何が大切か、選択できると思います。そして生活科での醍醐味、児童の対象物への思いや願いを引き出すために、ちょっとした仕掛けも楽しいです。「何かお話しているかも」「何て言ってるかな」などと、問いかけて、インタビューマイク、糸電話(最近はスマホ)、聞き耳頭巾など、児童がその対象物の声を聞くために作ると、それはそれは楽しくて素敵な答えが返ってきます。そこには、児童の思いがたくさん詰まっています。心も大きく育っていく生活科を先生も一緒に楽しんでください。