小学校生活
入学式後,子どもたちとのよりよい出会いのために準備を進めています。子どもたちの心をつかむ工夫を考えています。
【答え】
先生の得意なことを一つ,披露しましょう。
【なぜ】
子どもたちは多くの希望や願いをもって入学式を迎えます。学校はどんなところかなと期待と同時に不安も感じています。特に担任の先生への関心は高く,その表情や声から,さまざまな思いを巡らせます。
「私はこんな楽しいことが好きです。今日から一緒に楽しいことを増やしましょう。」など,子どもたちが安心できるような自己紹介が,出会いの鍵となるのです。
先生の得意技を見ると「先生,すごい」と,子どもの心に憧れが生まれます。子どもにとって先生は憧れです。「すごい」と感じると,親しみがわき,それが安心や信頼につながります。
よい出会いは,これからの日々を充実させます。
【方法】
「笑顔で明るく,はきはきとテンポよく」自分を紹介しましょう。
30秒程度,極力短時間で行います。
子どもたちとの距離が縮まり,親しみがわくようにしましょう。できれば,縄跳びをする,歌を歌う,手品をするなど,何か体の動きや声などを伴うとより効果的です。先生としてふさわしい内容であることが重要です。なぜなら,先生と子どもたちは,友達ではありません。先生は,よりよい方向へ導く指導者です。尊敬されることや信頼されることが,基盤だからです。
そして,保護者も一緒にいることを忘れないで取り組みましょう。言葉づかいや動作など,子どもたちへの配慮が感じられるよう,心を配りましょう。
子どもと明るく接して,子どもに親しみがもてるよう配慮する先生には,
保護者も信頼を感じます。