生きものと なかよく なろう!
家庭でできる課題学習 「おうちで生活科」
1・2年
生きものと なかよく なろう!
身近な生きものと触れ合うことは,生命の大切さを知る経験になります。また,生きものの体のつくりや動き,住処などについて自分なりに考えて不思議の源を探ろうとする主体的な姿が,3年生の理科の学習へとつながっていきます。
子どもと一緒にお話をしながら生きものを眺めると,落ち着いた時間をもつことができるでしょう。
● 関連する教科:国語・算数・図画工作など
● 準備するもの:筆記用具,色鉛筆,瓶やプラスチックの容器(苦手な子用)
ポイント!
生きものに触ったり,外に出たりしたときは十分に手洗いうがいをしましょう。
ダンゴムシを探してみよう
公園に出かけることが難しい地域では,庭などで育てている植物の鉢や庭などでも見つけることができます。「どこかに隠れていないかな」などと話しながら探すとよいでしょう。
最初は子どもに「ダンゴムシはどんなところにいると思う?探してごらん」と声をかけ,子どもの好きなところを探しましょう。なかなか見つけられない場合,ダンゴムシは暗い湿った土を好むので,「今度はあっちを探してみようよ」「石や植木鉢の下を見てみよう」とヒントを出します。
「どうしてあっちにはいなかったのに,こっちはいたんだろう。わかった!ダンゴムシはこんなところが好きなんだね」という新しい発見につながります。
観察方法
子どもとお話しながら観察します。生きものが苦手な子は,無理して触ろうとさせずに,透明な瓶やプラスチックの容器に生きものを入れて観察します。観察を終えたら,生きものをもとの場所に返すように声をかけてください。
保護者の方のお話を「 」に例示しています。
1年生 探して触れ合ってみる
「ダンゴムシはどんなところが好きなのかな」「ダンゴムシに触わってみようよ」「触わると丸くなってかわいいね」
2年生 じっくり観察してみる
ポイント!
ダンゴムシに関する絵本はよいものがたくさんあります。生きものの絵本や図鑑を一緒に眺めてみると楽しいですよ。
「足は何本あるかな」「体はどんなふうにできてるかな」
▶︎その他の生きもの
この季節はたくさんの生きものを見つけることができます。アリやテントウムシなども見つけやすい生きものです。
▶︎観察の記録について
生きものと触れ合って感じたこと,発見したことを身ぶりや絵,言葉などで表現するといいでしょう。