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爪の種類とはめ方
生田流の「角爪」と山田流の「丸爪」があります。また指にはめる皮の部分にもいろいろな種類があります。
基本的には自分の指の太さに合わせて作ります。
皮の部分があまりにも分厚くできているものは避けたほうがよいでしょう。
また,最近はフリーサイズのものもいろいろ開発されています。
爪は親指(1),人さし指(2),中指(3)にはめます。
それぞれ自分の爪の反対側に箏の爪がくるようにはめます。しっかり固定するものを選びます。
浅すぎると外れやすいし,深すぎると演奏しにくくなります。爪の先端が指先と同じ位置にくるようだと深すぎます。
爪の先端が指先からはみ出していなければなりません。

構え方(座り方)
竜角の延長線上に自分の右肩がくる位置に座ります。
角爪の場合は少し左向きに座り,丸爪の場合は正面に向かって座ります。
角爪で左向きに座るのは爪の角が弦に触れるようにするためです。
左手は九または十の弦の箏柱の左側に軽く添えておきます。左右の腕がほぼ対称になる形をつくります。

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