小学校社会
教科書の資料の効果的な活用に向けた発話
子どもの「問い」から展開していく深い学びを実現するうえで,教師による発話は大きな役割を果たします。この連載では,教科書に掲載された資料をもとに,どのような発話をすることが効果的であるのかを検討・提案していきます。
【佐藤正寿(さとう・まさとし)】
秋田県出身。1985年から岩手県公立小学校教員。2018年4月より東北学院大学文学部教育学科教授。教員になって3年目に参観した有田和正氏(当時筑波大学附属小学校)の授業に衝撃を受け,社会科の教材開発を志す。小学校教員として33年間,「地域と日本のよさを伝える授業」をテーマに実践を行った。現在は「情報社会を見越した社会科の学習内容」を研究中。